2010年2月27日 (土)

ロックンロールって何やねん/YMO「FAKER HOLIC」にまつわるエトセトラその7

前の記事では、かなりお茶を濁してしまった。納得がいかない。
ロックンロールって何やねん。
この大そうなテーマ。
まだまだ突き詰めていきたい。

YMOの「FAKER HOLIC」についてのブログ記事に「ロックンロールって何やねん」という大袈裟なタイトルをつけたのは「BEHIND THE MASK」の謎だけが理由ではない。何故「BEHIND THE MASK」がアメリカで受けるのかという謎。ロックンロールの秘密に迫る謎。

 

その謎について、ちょっとおさらいしておきたい。『ロックンロールって何やねん/YMO「FAKER HOLIC」にまつわるエトセトラその6』では再発CDのブックレットから坂本龍一のインタビュー発言を紹介した。今回は坂本龍一の自伝、といってもインタビューに基づく語りおろし自伝、『音楽は自由にする』から紹介したい。

ワールド・ツアーは初めてでしたが、デビュー直後にLAでチューブスの前座をやったことがありましたので、アメリカで演奏するのは2度目でした。ヨーロッパとアメリカ、ニューヨークとLAの違いなんかもつぶさに実感できて、とても面白かった。

受ける曲も違うんです。ロンドンでは「ジ・エンド・オブ・エイジア」が受けたんですが、アメリカでとにかく受けるのは矢野顕子の曲なんですよ。矢野さんはサブのキーボードで参加していて、ツアー中に彼女の曲も何度かやったんですが、これが必ず受ける。ヨーロッパでも受けるんですが、アメリカでは明らかに反応が違う。それから、「ビハインド・ザ・マスク」という曲がやっぱりアメリカですごく受ける。矢野さんの曲と「ビハインド・ザ・マスク」。ロックの生まれた国で受けるということは、ここに何かロックの秘密があるに違いないと思いました。

ロック性というのは、リズムパターンやグルーヴだけではなくて、コード進行にもあって、つまりある和音からある和音に行くときにすごくロックを感じる、ということがあるみたいなんです。アメリカで演奏してみて、初めてそのことに気がつきました。

「ビハインド・ザ・マスク」は、だいぶあとにマイケル・ジャクソンやエリック・クラプトンがカヴァーしたんです。やはり、確かにロック・ミュージシャンを惹きつける要素があるんだと思います。ロック&ロール、つまり自然に体を揺らして転がしてしまうような何かが。

坂本龍一『音楽は自由にする』
新潮社 2009年2月25日
p.135,136

関連記事:
YMO「FAKER HOLIC」
http://redhot.blog.eonet.jp/redhot/2008/08/ymofaker-holic-.html

「公的抑圧 PUBLIC PRESSURE」
http://redhot.blog.eonet.jp/redhot/2009/11/ymo-public-pres.html

ロックンロールって何やねん/YMO「FAKER HOLIC」にまつわるエトセトラ
その1
http://redhot.blog.eonet.jp/redhot/2009/09/ymofaker-holic-.html
その2
http://redhot.blog.eonet.jp/redhot/2009/09/ymofaker-holi-1.html
その3
http://redhot.blog.eonet.jp/redhot/2009/10/ymofaker-holic-.html
その4
http://redhot.blog.eonet.jp/redhot/2009/10/ymofaker-holi-1.html
その5
http://redhot.blog.eonet.jp/redhot/2009/12/ymofaker-holic-.html
その6
http://redhot.blog.eonet.jp/redhot/2009/12/ymofaker-holi-1.html

2010年2月 6日 (土)

憲法第13条

好きなものをあげろ、と言われて、最初の方で「憲法第13条」と答える人は、そうはいないだろう。別にいいやん。それが個性というものやん。

司法試験界のカリスマ(と言われているらしい)伊藤真先生の講義を聞いた人だったら、そういう人は結構いるのではなかろうか。現在伊藤塾塾長。ワタシが授業を受けたときはLEC東京リーガルマインド。氏によると、氏によらなくても、第13条は憲法の中でいちばん重要な条文なのだ。

菅野美穂主演のドラマ「曲げられない女」が面白い。菅野美穂演じるところの萩原、ではなく荻原早紀は9年も司法試験を受験しているという。本当に頭が下がる。あんなツライ勉強を9年以上も続けられるなんてスゴイ。ワタシは半年も経たないうちに挫折してしまった。だから受験すらしてない。大学4年になろうかというときになってから司法試験を受けると言い出し、親に金を出してもらって予備校にも行かせてもらったのに。アホじゃワタシは。

 

関連記事:
ボクの好きなものを教えてあげます!
http://redhot.blog.eonet.jp/redhot/2010/01/post-2e6b.html

2010年1月23日 (土)

ボクの好きなものを教えてあげます!

ボクの好きなものを教えてあげます!
(引用元:ザ・ブルーハーツ「パンク・ロック」の曲紹介)

 

憲法第13条
すべて国民は、個人として尊重される。
生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

 

最近。最近でもないか。

よく目にする言葉のひとつで簡単に言うと

「リスペクト!」

 

 
ザ・ブルーハーツ「パンク・ロック」
http://listen.jp/store/artword_1000653_57529.htm
歌詞全文↑ 
 

 

2010年1月22日 (金)

たとえばJAGATARA「みちくさ」

洋楽ではクラッシュとピストルズ、アイドルでは荻野目洋子と中山美穂がワタシにとって、別格中の別格の存在である、ということは前に書いたとおり。
 
で、邦楽で別格中の別格の存在、ワタシにとって特別な存在は何かというと、ザ・ブルーハーツとじゃがたらがこれにあたる。
 
いまブログねたで座右の名曲・名フレーズシリーズというのをやろうかどうか、考え中なんやけど、クラッシュ以外ではブルーハーツとじゃがたら、この2つが多い。多すぎるほど多い。
 
 
「お前の考えひとつでどうにでもなるさ」
JAGATARA「みちくさ」

 

JAGATARA「みちくさ」の中で、TBSアメリカ総局長の金平茂紀さんが好きらしいフレーズは、
 
時は流れ、人はまた去る
思い出だけを残して
 
 
筑紫哲也氏の一周忌記念本のひとつ『週刊朝日MOOK 筑紫哲也』
で彼が書いた文章『「今日はこんなところです」の人』
のサブタイトルにも使われてる。
ちゃんと「----江戸アケミ」って作詞者名が書いてあるが、この本を読む何パーセントの人が江戸アケミを知ってるんだろう。島田紳助に調べてもらいたい。

 

JAGATARA「みちくさ」
http://listen.jp/store/artword_1000672_74941.htm
歌詞↑ 
 

2010年1月20日 (水)

好きなもんは好き

よくよく考えてみれば、よくよく考えてみなくても、
クラッシュやらピストルズやらと同じくらい荻野目洋子と中山美穂も好き。
同じくらいという比較の表現がよくないのかもしれない。
好きなもんは好き。
 
左サイドバーにカテゴリーとして挙げているアーティストやらバンド、タレントは、みんな好き。カテゴリーとして登録してても記事にしない限り画面の表示はない。はじめて中山美穂に関する記事を書いたので中山美穂を登録しようと思ったら、すでに登録されています、という返事が返ってきた。
 
そう、好きなもんは好き。
 
坂下千里子さんのファンブログをやっている手前、他の女性タレントの話題はなるべく避けるようにしてきた。
読んだ人がちょっとでも気分を害することを避けたかったから。
 
でもあっちのブログで、開始当初みたいに、坂下千里子さん以外の女性タレントについて書くのはまずいが、こっちのブログで書くのは別にいいのではなかろうか。前みたいに。

2010年1月19日 (火)

自分の人生、人と比べんな!

引用元:「ごくせん」第2シリーズ(2005)第4話
http://www.ntv.co.jp/gokusen/backnumber/02/index.html

「自分の人生、人と比べんな!」
は、ワタシにとって大切な口ぐせのひとつである。
 
関連記事:
ザ・クロマニヨンズ「タリホー」にまつわるエトセトラ
http://redhot.blog.eonet.jp/redhot/2006/10/post-a956.html

 
従って、荻野目洋子と中山美穂を比較してどうのこうの言うのは、あんまししたくない。
 
しかし、客観的な事実、歴史的事実というのは変えようがないどうしようもないことなので、
比べたっていいのではなかろうか。
 
つまり、美脚といえば荻野目洋子、鎖骨なら中山美穂、などというアホなことを言うのは好きではないが、(うそ。大好き。だがblogとかで公表すべきではないと考える)デビューはどっちが早いだとか、シングル・アルバムの数はどっちが多い、だとかいうデータとかは記事にしてもかまわないのではないか、ということ。
 
 
参考条文:憲法第13条
すべて国民は、個人として尊重される。
生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

 

 

祝!中山美穂、活動再開!

好きな芸能人はたくさんいるけど、とにかく荻野目洋子と中山美穂は、ワタシにとって別格中の別格の存在なのだ。
 
つい最近、押入れの奥にしまってあった二人のCDを、いつでもすぐ聴けるように、出したばかり。これは荻野目洋子の歌手活動再開がきっかけ。
 
荻野目洋子と中山美穂のアルバムはもちろんコンプリートずみ。
と思ったら、中山美穂のファーストだけ、どこを探してもなかったんだっけ。
歌手活動がメインの荻野目洋子より、歌手と女優業が半分半分だった中山美穂の方が、出してるアルバムの数が多い。
 
「(人に)歴史あり」ですね。
by 中山美穂。
「SMAP X SMAP」1/18
 
ワタシにとって、荻野目洋子と中山美穂について語ることは、自分の人生について語るのと同じこと。
 
歌とか、ドラマとか、過去を一気に振り返る映像を見せられると、フラッシュバックがすごくて、えらい騒ぎになってしまう。
 
なんしか四半世紀、ありがとう!
これからも、ついていきます。

2010年1月14日 (木)

THE CLASHと三島由紀夫『金閣寺』にまつわるエトセトラ

金閣寺を訪ねたとき、三島由紀夫の作品を読んでいるというポール・シムノンが、ここで炎上するくだりの美しさをジョーとミックに話していた。ジョーはポールの話をさえぎって「火を放ったのは若い僧だろう?彼は金閣寺と一体になりたかったんだろ、そして金閣寺を独占したかった」といった。ポールがけげんな顔で尋ねた。「本も読まずにどうしてわかる」「何となくわかるさ」とジョーは答えた

ザ・クラッシュ 東京→大阪→京都 3日間完全密着レポート
GORO 1982年2月25日号より再録

SHINKO MUSIC MOOK
THE DIG Special Edition THE CLASH
2006年12月26日発行
p.173

三島由紀夫は天才。
というのはよく言われるけど、ジョー・ストラマーは天才。というのはあんまり聞いたこと無い。

だから「天才は天才を知る」なんていう手垢のついた常套句は使えない。

じゃあ「一流は一流を知る」というのはどうだろう。三谷幸喜脚本ドラマ「王様のレストラン」(1995年4月~7月)でそんなのなかったっけ。ちょっと弱いか。

「超一流は超一流を知る」

こんなところでどうでしょう。

 

BEETHOVEN:Symphony No.5 in C minor, op.67

あなたは音楽を聴いて、
心の底から感動したことありますか?

 

ワタシはあります。

 

去年の今頃、坂本龍一の自伝『音楽は自由にする』という本を読みました。
好きなアーティストのルーツをたどることは、音楽リスナーにとって基本中の基本。

 

さっそくドビュッシーを聴きました。

 

河出書房の「世界大音楽全集」。
わが家の家宝のひとつ。
redhotの父親が3人のわが子のために、そして自分のために毎月買って揃えた。

ちなみに坂本龍一の父親は河出書房の文芸編集者。
担当は、伊藤整、平野謙、埴谷雄高、野間宏、梅崎春生、島尾敏雄、中村真一郎、三島由紀夫、丸谷才一、辻邦生、高橋和己、山崎正和、小田実らとのこと。

ドビュッシーをドビュッシーとして聴くのは初めて。
ものごころつく前からこの赤い「世界大音楽全集」は聴いていた、もしくは聴かされていた、いやいや聴かされた記憶はないのでやっぱり自分でレコードをかけて聴いていたはず。なので、ドビュッシーをドビュッシーとしてわからずに聴いていたと思う。ええい、ややこしい。

 

とにかくひさしぶりにクラシック音楽を聴いた。(元オーディオ販売員なので、お客さん視聴用に何枚かは持ってる)

とにかく物心つく前からクラシック音楽を聴いていたことを思い出した。

クラシックといえばベートーベン。(パンクといえばピストルズ、と同じレベルやね。わはは)
今はモーツァルトのほうが人気らしいが、ワタシら世代はやっぱベートーベン。

 

図書館でフルトヴェングラーがあったので借りてきた。
交響曲第6番。田園。
うわっ。田園ってこれやったんか!

その赤い全集のベートーベンのアナログ・ディスクはもうツルっツル。
運命の名盤というクライバーのCDを買ってきた。
いまいちピンとこない。このときはまだ「ながら聴き」で、集中して聴いてなかった自分が悪い。

田園の名盤というワルターのCDを買ってきた。
5番と6番がカップリングされてるやつ。

こっちの方が低音効いててええんちゃうかと思いながら、6番のほうをメインに聴いてた。
繰り返し繰り返し。寝る前のBGMとして。だから最後まで集中して聞いてない。

 

で、ある日ある時、5番の第4楽章を聴いたとき。
第3楽章が終わって途切れることなく連続して第4楽章がある。

 

人生でもそうはないくらい、最大クラスの感動がきた。

 

心が震えた。
本当に本当に震えた。

  

甲本ヒロトはマンフレッド・マンを初めて聴いたとき、ボロボロ涙をこぼしたらしい。

 

トゥース!

男にとって、
クルマについて語ることは人生について語るのと同じこと。
 
ワタシにとって、
音楽について語ることは人生について語るのと同じこと。
 
 
 
男にとって、
クルマを語ることは人生を語るのと同じこと。
 
ワタシにとって、
音楽を語ることは人生を語るのと同じこと。
 
 
 
関連記事:
ひとり遊びでヒール&トウ
http://redhot.blog.eonet.jp/redhot/2008/06/index.html

http://redhot.blog.eonet.jp/redhot/2008/06/post-e107.html

あ、いま思い出した。
ヒール&トウのことを省略して「ヒールトゥー」と言う人が見受けられますが、
間違ってます。
 
つま先・トウはトウであって、トゥーとは発音しません。
 
大きいウと、小さいゥの違い。